撮影時の注意点

・事前に撮影内容をイメージしておく。
・手振れしないように三脚を使用する。
・撮影時はズーム、パンなどは極力使わない。
・余分なものが映らないように構図に気をつける。
・逆光にならないように気をつける。
・白飛びしないように露出を調整する。
・音声がうまく録音できるようにセットする。
 必要がある場合はマイクを使用する。

 

複数のカメラが用意できる場合

・会場全景を撮影できるカメラを用意する。
・対象のみをアップで撮影するカメラも用意する。
・複数の構図で撮影する。

イベント会場の後ろから見ていると、スマートフォンで撮影している方を多く見かけます。
ズームしたり向きを変えたりして一生懸命撮影されていますが、思い通りに撮影できていますか?

人間の目は高性能にできているので瞬時に見たい対象を認識でできますしピントの狂いもありませんが、カメラで撮影できるのはレンズを向けた対象だけです。
例えばイベントで対象が動き回る時、対象を撮影しようとカメラを操作し続けると動かしている無駄な映像ばかりが映って撮影対象がきれいに撮影できません。
しかも、すぐにポジションが決まらずピントがずれてボケてしまう場合もあります。
プロのカメラマンは場面の転換もしっかりイメージして操作しているので見やすい動画になっていますが、素人が初めての会場でうまく操作するのは至難の業です。
ここで、素人がきれいな動画を撮影できる方法を提案します。
それは、マルチカメラでの撮影です。

マルチカメラでの撮影

複数のカメラを用意して事前に撮影対象用にセッティングしておけば、大切な場面を問題なく撮影ができます。
全体カメラでステージ全体の動きを撮影します。
他のカメラで撮影対象のアップや他の角度からの撮影をします。
撮影後、映画のようにカットをつなげればスムーズな動画にできます。
下記にカメラのセット場所の一例を示します。

全体カメラ・部分カメラ

全体カメラの役割

全体カメラでイベントの全景を撮影します。

 

部分カメラの役割

1台のカメラで撮影対象を大きく撮影、
他のカメラで様々な構図で撮影する。

 

編集時に音声に合わせて場面を切り替えれば
見やすい映像を作ることができます。

 

5カメラ例
3カメラ例

マルチカメラで撮影したデータを使って編集したサンプルは編集のページでご確認ください。

動画編集依頼予定の方に

マルチカメラでの撮影方法についてさらに知りたい方はこちらからお問い合わせください。 → 撮影についてのお問い合わせ
但し、使用されているカメラの操作については説明書読んでいただき、わからない点はメーカーのサポートを受けてください。
ご依頼方法はこちらで確認してください。 → 納品までの流れ